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徒然なるワガママに

そうだなー、あれはきっとあの時からだなー

2007.10.30.Tue 22:42:09
先日(10/26)のきうい超初心者セッション講座で理解できた部分を覚え書きのような感じでまとめてみました。
ですから、理解できなかった部分は書かれておりません。
Web上からいろいろパクっております。
ご容赦を。
ココは違うって所も教えて下さいね。



■ ドレミじゃなくてABC
まずは音の読み方からはじめましょう!(スイマセンこんな所からのスタートで。自分の確認のためです)
英語読みでド=C(シー)、レ=D(ディー)…と読みます。
B♭をドと教えられてきましたので大変苦労しています。
先が思いやられます。
ちなみにB♭はべーぢゃ無くてビーフラット、Bはハーじゃなくてビーです。
zu1_1.gif

■ 音の数え方(音程と度数)
もう一つ1度、2度というかぞえ方があります。
これは音の名前ではなく、「音程」つまり「2音間の距離」を指します。
例えばCの音を基準(1度)とするとDの音は2度、Eの音は3度です。Eの音を基準(1度)とするとFの音が2度、Gの音が3度です。「ド、レ、ミ…」と数えていって3つ目なら3度、6つ目なら6度という風に数えて下さい。
zu1_2.gif

■ 音の数え方(ディグリー)
さらにもう一つ、スケール上の最初の音からローマ数字がふられる場合があります。これを「ディグリー」といって、そのスケールの何番目の音かを示します。
zu1_3.gif

■長音階(メジャースケール)
第3音と第4音の間、及び第7音と第8音の間が半音になっている(という法則に従った)音階を長音階(メジャースケール)と言うらしい。
zu2_1.gif  

■短音階(マイナースケール)
第2音と第3音の間、及び第5音と第6音の間が半音になっています。
この音の並び方を使った音階を自然短音階(ナチュラル・マイナー・スケール)と言うらしい。
zu2_2.gif 


マイナースケールには他に第7音が半音高くなる和声短音階(ハーモニック・マイナー・スケール)
zu2_3.gif


メロディーが上昇する時第6音と第7音が半音高くなり、下降する時元に戻る旋律的短音階(メロディック・マイナー・スケール)があるらしい。
zu2_4.gif

■長調と短調の違い
短調では3rd(第3音)と6th(第6音)7th(第7音)が半音下がっていますね。
和声短音階や旋律的短音階では、6thや7thを半音上げることがあるわけですから短調の特長音として特に重要なのは3rdということになります。
これが長調と短調の決定的な違いになるわけですな。
しかしながら、それが頭では分かっていても・・・・・。
zu2_5.gif

■同主調と平行調
ハ長調(Cメジャー)とハ短調(Cマイナー)のように同じ音から始まる調の関係を同主調と言うらしい。
ハ長調(Cメジャー)とイ短調(Aマイナー)のように調号が同じ調の関係は平行調と言うらしい。

■基本的なコード(トライアド)
コード(和音)は音程の異なる3つ以上の音を重ねて作ります。
もとになる音を「根音=ルート(Root)」といい、3rd(第三音)5th(第五音)を重ねます。
この一番基本的な3つの構成音で成り立つコードを「トライアド(三和音)」と言うらしい。
zu3_1.gif

■コードネームの読み方
ルールを覚えればコードネームからコードの構成音がだいたいわかるようになります。
前のイニシャルの部分はルート(根音)の音名を示し、後半部分はコードのタイプを示します。
「Cm7-5」を例にしますと「ルートがCで短3度と減5度、短7度の音を持つコード」となります。
メジャーは省略しますので単にイニシャルだけの表記の場合はメジャーコードを指します。
また、完全5度の場合や、7度以上の音を持たない場合も省略されます。
(例:C=シーメジャー)
zu3_2.gif

コードタイプ             読み方

(なし)                    メジャー(もしくは省略)
m                                 マイナー
7                                セブン
maj7、M7、△7      メジャーセブン
m7                            マイナーセブン
aug、+5                オーグメント(オーギュメント)
-5、♭5                    フラットファイブ
sus4                            サスフォー
dim                            ディミニッシュ

■メジャーコードとマイナーコード
メジャーコードとマイナーコードの違いは3rdの音程にあります。メジャーコードでは長3度(メジャーサードといいます)の音を使うのに対しマイナーコードでは短3度(マイナーサードといいます)を使います。5thの音はどちらも完全5度です。
要するにメジャートライアドの第3音を半音下げたものがマイナートライアドです。
zu3_3.gif

■4和音
4つの構成音を持つコードを「4和音」といいます。
4和音はトライアドに6度又は7度の音を加えます。

■7thコード
基本的なトライアドの上に7度の音を加えたコードが「7thコード」です。
7th(第7音)には「長7度(maj7)」と「短7度(7)」があり、「メジャートライアド」「マイナートライアド」のいずれにも加えることが出来るらしい。

特にメジャートライアド+短7度のコードは、3rdと7thが「トライトーン(全三音)」になるため、調性を決定する重要なコードで「ドミナントセブン」と呼ぶらしい(詳しくは解説あるでしょう)

「m・maj7」は「マイナー・メジャーセブン」と読みます。「マイナーでメジャーとは、どういうこと?」ともっともな疑問をお持ちの方(僕はそう思いました)、単純に短3度(マイナー3rd)と長7度(メジャー7th)の構成音を持つコードと理解して下さい。あくまでも「マイナーコード」の一種です。
zu4_1.gif

■6thコード
「メジャートライアド」「マイナートライアド」に長6度の音を加えたコードです。
短6度は基本的に使いません。
zu4_2.gif

■ダイアトニック・スケール
メジャースケールと同じ間隔で並んだスケールのことを「ダイアトニック・スケール」といいます。
回りくどい言い方になりましたが、要するに「ダイアトニック・スケール=メジャー・スケール」と考えていいのかな?
ダイアトニック・スケール上にある音を「ダイアトニック・ノート」スケール上にない音(例えばキーCの場合B_など)を「ノンダイアトニック・ノート」といいます。
zu7_1.gif
黒音符はダイアトニック・ノート、赤音符はノンダイアトニック・ノート

重要な音
スケール内において特に重要な音は以下の通りです。

    * I        トニック・ノート(主音:スケールの起点となる)
    * IV    サブドミナント・ノート(下属音:トニックから完全4度上の音)
    * V    ドミナント・ノート(属音:トニックから完全5度上の音)
    * VII    リーディング・ノート(導音:主音から長7度上または短2度下の音、調性を決める上で重要)

■ダイアトニック・スケールコード
ダイアトニックス・ケール上に出来る3声または4声のコードをダイアトニック・スケールコードといいます。
zu7_2.gif
「あれっ?」と思いますよね。そうです、メジャー・スケール上だからといって全てメジャーコードになるわけではないのです!!んーーん、びっくりした。納得のいかない方は各コードの構成音の音程を調べてみて下さい。
キーがなんであれ、メジャー・スケール上にできるダイアトニック・スケールコードのコードタイプ(ディグリーネーム)は全てこのようになります。
超重要ですので丸暗記しないとだめなんでしょうね。

■コードの機能
コードの機能には「トニック(T)」「サブドミナント(SD)」「ドミナント(D)」の3つがあります。
それぞれ、I(トニックノート)、IV(サブドミナントノート)、V(ドミナントノート)、をRootにもつダイアトニック・スケールコードのことで、この3つのコードを主要3和音(スリーコード)といいます。

■5度圏(Circle of 5th)
cycleof5th.gif
これは壁にでも貼って覚えましょうね。
トロンボーンはB♭の楽器なんですけど調子はCなのでCの所を基本に見ていきます。
トランペット,テナーサックスならB♭の所、アルト、バリサクならE♭の所です。
この位置がフラットもシャープも無いところです。
時計回りに進んでいくとフラットがひとつずつ増えていきます。
半時計回りに進むとシャープがひとつずつ増えます。

これってじっと見てて今気付いたんですけど・・・・・。
基本の位置を決めたらその右隣がサブドミナントで左隣がドミナントなんですね。
あーービックリした。
でもよく考えたら右回りには4度上がってる(5度下がってる)し、左回りには5度上がってる(4度下がってる)んだから当然か。

僕は5度圏なんて言葉もこの表も最近知りましたけど、何となくは知ってました。
フラット増やしていったらそうなりますもんね。
何か数学的で面白いですね。



    * 短調(マイナースケール)は3種類ある!
    * 長調と短調の違いは3rd(第三音)が重要!
    * 同主調と平行調の違いを覚える!
    * 「音名」「度数」「ディグリー」の違いをしっかり覚えて混乱しないように!
    * 「音程」は「2音間の距離」!
    * コードの基本はトライアド(三和音)!
    * コードネームで構成音がわかる!
    * マイナーコードは3度の音が半音低い!
    *  7thコードは「長、短の7度」を加える。6thコードは「長6度」だけ。
    * ダイアトニック・スケールコードは丸覚え!
    * メジャー・スケールのスリーコードは、I-IV-V7 !
    * 5度圏は壁に貼ってでも必ず覚える!


あーーつかれた。
音楽理論、初めて勉強したような・・・・・。
でも、頭でっかちにならないようにしないとね!
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えっ・・・
知らないことばかりです(; ̄ー ̄A

吹奏楽しかしてないと、楽典とかあまり関わらないですからね~。
勉強になります。
みどり: 2007.11/02(Fri) 10:46 Edit Res
Re:えっ・・・
僕も知らないことばかりで参ってます。
なるほど!とおもうこともおおくておもしろいんですけどね!
2007/11/03(Sat)
無題
ダイアトニックスケールとか5度圏なんて始めて聞きました!
上手いこと出来てますねー感動して思わずコメントしちゃいます!
音楽はとてつもなく深い・・・ますますハマッていきそうです(笑)
ありがとうございました(^_^)
また色々教えてくださいね♪
ぷりん: 2007.11/01(Thu) 21:55 Edit Res
Re:無題
>音楽はとてつもなく深い・・・

どうやらそのようです。
まだまだ隣の水たまりで遊んでたようです。

飛び込んで溺れてみるのも一興かと。

楽器で話が出来るようになりたいなー。
2007/11/02(Fri)
ホントに・・・
これがホントに「超初心者講座」なら、私は音符の書き方から始めないといけないかも・・・
がろん: 2007.10/31(Wed) 23:50 Edit Res
Re:ホントに・・・
ホントの初心者講座ひらいてもらわないといけないんですよ。
ブラバン上がりはホント、譜面見て吹くことしか練習してないからねー。
って、僕が練習嫌いだっただけかも。

今回も文章にまとめてもう安心してるし。
2007/11/01(Thu)
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