DC51T スロー高い 始動しづらい

DC51T H10スズキ キャリートラック
宝塚引取り
スロー高い
始動時黒煙が出る かかりづらい

所見
暖気後無負荷スロー時で2500rpmぐらい回っとる。
点火時期異常。
どこで変えたのか？エンジンオイル1リットルほど多い

久しぶりにキャブ車の修理。
点火時期調整とかスロー調整、CO,HC調整なんてドキドキするよね。
推理を働かせ、お客さんの依頼であるお金をなるべくかけない修理に取り掛かる。

スロー系統だけでなくチョーク関連もなんかおかしい。
エンジン始動後、負圧で引かなければいけないカネゴンみたいなダイヤフラムが動いてなくて、スロットルが開いてる状態になってる。手で押してみるとスローは下がる(スロットルが閉じる)。こりゃ燃費悪かっただろう。高回転の原因はここら辺か？多分ダイヤフラムが破けてんのかな？マイティバックで負圧かけてもすぐに抜ける。インマニに繋がるホースからは負圧が発生してるので、ホースに破れはなさそう。ADJスクリューを緩めて機能を殺してしまう。
これでスローは落ち着いた。点火時期調整。
1100 rpm、点火時期BTDC6度
切り欠きマークはクランクプーリでは無くフライホイル。
これでスローも落ち着いた。

後は冷間時の始動性だ
その間にオイルを1リットルほど抜いてスロットル周りを掃除。チョークのバタフライかなり汚れて固着してる。クリーナーで掃除後動き出した。

キャブレター自体もかなりくたびれてて、お金と時間があるならオーバーホールしたい。

冷間時かかりが悪いならキャブOHしないとダメかな？
セグメントの摩耗してるデスキャップとロータ、プラグコードも交換してから考えよう。

続きは部品が来てから、また来週！