高速道路が1000円で乗り放題になる？その１

3月中旬導入予定の高速料金新ETC割引制度をチェックしてみましょうか

高速道路が1000円で乗り放題になる？
こんな夢のような割引制度が、早ければ2009年3月中にも導入されることになりました

新たに導入される高速料金の割引とは、09年1月27日に成立した平成20年（08年）度の第2次補正予算案と、その関連法案に盛り込まれている経済対策の一つ
この1カ月、国会では定額給付金問題や消費税増税問題で紛糾していたが、補正予算の成立によって、関連法案に含まれていた「高速料金の値下げ」への関心が高まっています

肝心なところはどんな値下げが行われるのか
高速料金がいったいいくらになるのかということだ！
ここでは、一般ドライバー（普通車、軽自動車、自動二輪の場合）のケースで解説してみます

さて調べて見ましょうか

注意したいのは、今回導入する割引はETC利用者の限定サービスとなる点です
ETC利用者以外は、通常の高速料金を支払わなければいけません
さらに利用地域（地方、大都市圏、その他一部の道路）や日時によっても、割引内容に違いが出てきます

ＥＴＣについても、3月下旬以降、高速道路料金引き下げに合わせて国土交通省が100万台分(50億円)の助成を実施することになりました
１台当たり５２５０円の助成です

まだETCつけてないなーって人は要チェックですよ！

もちろんマエダモータースでも受け付けております
ナニトゾゴヒイキニ！



で、割引の内容ですがまずは大都市圏の割引内容から

割引の対象は、日・休日（土曜日は含まない）の「首都高速」と、土・日・祝日の「阪神高速」
いずれも終日「500円」（一部路線を除く）で走行できるようになります

また高速道路の、大都市近郊区間を対象とした割引も拡充します
これまでETC割引が適用されなかった土・日・祝日の昼間帯（6時～22時）と、平日の夜間帯（20時～22時）の利用が、一律「3割引」になります



次は、地方の高速道路

導入される割引は2つあります
平日の全時間帯（終日）に適用される「3割引」（最大100kmまで走行区間分）と、土・日・祝日（終日）の「5割引」（上限1000円）だ。

地方の高速道路では平日に、5割引になる「深夜割引」（0時～4時）と、「通勤割引」（6時～9時、17時～20 時）の時間帯が設定されています
この時間帯については、これまで通りの割引が優先されることになります
このため新割引で得する時間帯は「4時～6時」「9時～17時」 「20時～22時」の時間帯に利用した場合になることになります（22時～24時は既存の3割引/平日夜間割引）
つまり平日の利用なら、3割引か5割引のどちらかが必 ず適用されることになりますね


そして最後が、今回の割引で最大の目玉となる、地方高速道路の土・日・祝日の高速料金です

生活対策による引き下げにより、終日「5割引」へと全面改定さ れていきます
しかも上限料金が「1000円」に定められたことで、地方の高速道路なら実質、走り放題になりました
こう書くと何とも魅力的な話に思えますが、1000 円で済むのはあくまで地方の高速道路だけです！
都市部などの割引適用外の道路を走行すると、その分の高速料金が上乗せされて徴収されます


ではでは、どのエリアが上限1000円の適用外となるのか
そこが知りたいですよね
まず一つ目は

• 本州と四国を結ぶ「本州四国連絡道路」（本四高速）
• 川崎～木更津間を結ぶ「東京湾アクアライン」

この区間を走行すると別途高速料金が加算されます
料金は、本四高速が通常料金の最大5割引（上限1000円）
東京湾アクアラインも1回1000円かかる
これらの料金が地方高速料金の上限額1000円に加算されため、本州から四国に渡ろうと思うと、最低でも2000円が必要ということになります


もうひとつの例外が、首都高速と阪神高速の都市高速道路、そして高速道路の大都市近郊区間を利用した場合です




京阪神の場合

• 名神高速道路の「大津IC～西宮IC」
  
• 中国自動車道が「吹田JCT～西宮北IC」
  
• 近畿自動車道、西名阪自動車道、阪和自動車道のそれぞれ均一区間などの区間
  

が対象になります


首都圏では

• 中央自動車道の「高井戸IC～八王子IC」
  
• 東名高速の「東京IC～厚木IC」
  
• 関越自動車道の「練馬IC～東松 山IC」
  
• 東北自動車道は「川口JCT～加須IC」
  
• 常磐自動車道は「三郷JCT～谷田部IC」
  
• 東関東自動車道路は「湾岸市川IC～成田IC」
  

などの区間になります


つづきはこちら
徒然なるワガママに - 高速道路が1000円で乗り放題になる？その2