BF3 レガシー 車検整備

平成4年式　BF3　レガシーツーリングワゴン
車検整備で入庫しました。

受け入れ点検で、タペットカバーよりオイル漏れ発見。
検査前に、とりあえずタペットカバーパッキン交換してと依頼を受ける。

で、スチームで下廻り洗車してクルマをリフトアップ。

目に付いたのが、破れかぶれの右側インボードのドライブシャフトブーツ。
なんだかヤな予感・・・・・。

次に目に付いたのは、ラックブーツからのオイル漏れ。
ブーツ破れぢゃなくてオイル漏れってとこがポイントね。

どうやら左シリンダーオイルシール不良みたい。
不良部品交換も考えたが、ドライブシャフト、ステアリングラック共々リビルト品で対処する事にする。

最近、増えてますね、リビルト部品。
リサイクル、金額の面でも優れてます。
粗悪リビルトもありますので（痛い目にあってる）信頼の置けるお店を見つけることです。

で、ドラシャ、ラック交換の為取り外す事になる。
最初に依頼のあったタペットカバーパッキンはチョットおいておいて作業開始。

言葉で書くと簡単なんですけど、まぁ土曜の昼下がりにする作業ではないですな。

ドラシャは見えてるネジをプラ模型感覚でほどいていったら外れます。
インボード側のノックピンを外すところがスバル車の唯一のポイントかな。
デフ側からアウトプットシャフトが出てきてますので、スバル車のドラシャはインボード側（内側、デフ側）はメンタになっております。

オンタとメンタわかりますね？雄ネジと雌ねじ。直感的でいいですなー。
入れる方と、入れられる方です。

次はステアリングラックだよ。
これもオイル系統をフレアナットレンチで切り離して後はラックマウント。
もちろん、ラックエンドもナックルと切り離しておいて下さいね。

知恵の輪状態で抜けると思われたラックですが、そうは問屋が卸さない！
マフラー（フロントパイプ）外さないとどうやら降りてくれないみたい。
ヘッドに止まってるエキパイのナット、左右で6っこ（緩んでましたね。振動でかい？）、センターマフラーとの接合ボルト2本はずして、マフラーサンさようなら！
そうそう、オーツーセンサー、排気温センサーのカプラーもワスレヅにね！

で、取れるはずのラックさん、次はスタビライザーに邪魔されて降りてこない。
外せばイインデスね、わかりました。

これで、無事にラックは降りました。

お次はタペットカバーですな。
このクルマは、ノンターボでダイレクト点火ぢゃないから比較的簡単です。
しかし左右で２こ、倍手が掛かります。
とは言っても止まっているボルトは左右で6っこ。
ちゃっちゃとほどいて、はいＯＫ！

これが、ターボつきのダイレクト点火ならもう逃げ出してましたね。

さて、部品入庫はいつの事でしょう。
部品手配に難があるのがスバルさん。月曜日には頼みますよー！

これか取り外した部品を洗います。
工数に表れないところですが、しっかりきれいに洗います。

明日は日曜日、皆さんもレガシーのラック、ドライブシャフト交換いかがですか？